Comino Island -どこまでも続くブルーのグラデーション。

今まで旅した30ヵ国85都市。

自然の美しさに感動した経験は少なくないけれど、今回出会ったまるで嘘のような綺麗な海には心から感動した。

コミノ島 Comino Island / マルタ共和国

初めに伝えておきたいこと。

今回のブログの写真は全て加工を全くしていない。

あまりにも美しすぎる海の色を伝えるには、加工をせずありのままの写真が一番だと思ったから。

 

イタリア 、シチリア島のすぐ南に位置する南ヨーロッパの小さな離島、マルタ共和国。

コミノ島はマルタ島の北端から高速ボートに乗り25分程の場所にある。

スリーマなどマルタ島中心部から船でコミノ島へ行くツアーも出ていたけれど、

コミノ島にどれくらい滞在したいか行ってみないとわからないと思いツアーは利用しなかった。

朝食を食べたカフェから徒歩でマルタ大学に行き、急行バスのX1でCirkewwa 1というバス停まで向かった。

バス停に着くとCOMINO??と呼びかけるスタッフがいたので案内してもらい、

すぐ近くにあるチケット売り場で高速ボートのチケットを購入。

コミノ島は唯一あるホテルを経営している1家族しか住んでいないというほぼ無人島の島。

屋台でフードやドリンクを買う事は出来るけれど、事前にチケット売り場のすぐ隣のカフェでお菓子などを調達する人も多かった。

夏はWebsiteにも書いてある通り朝9時から15時半まで、30分毎にボートが出ている。

私が乗った10時半の時間は乗客が多く、臨時便に乗ることになったのだけれどこれが恐怖の始まりだった。

予想外の出勤で船長がものすごく急いでいたのか、これが通常なのかはわからないけれど

ものすごいスピードを出して荒波も気にせず進むボート。大げさではなく体が30㎝ほど浮いた。

悲鳴と笑い声が混じる中、コミノ島へ到着。
マルタ島についてあまり情報を調べていなかったのでここまで海が綺麗だとは想像もしていなかった。

驚きのあまり、しばらく口があいていたに違いない。

“空飛ぶボート” を見たのはこれが初めてのこと。

ジェットコースターが苦手な私。

荒波を進む高速ボートに体調が悪くなりかけたけれど、この綺麗な海に癒されてすぐに元気に。

ボートを降りてすぐの場所にはパラソルとチェアが並んでおり、

泳ぐにはまだ少し肌寒い5月上旬だったけれどレンタルしている人もちらほら。

丘のようになっているコミノ島。

ひとまず丘の頂上を目指そうと、バレエシューズにも関わらずぐんぐん登った。

何度も何度も振り返ってはこの綺麗な海を眺めながら。

インスタグラムでマルタに行くと書いた時にフォロワーの方が教えてくださったのだけれど

人がいないビーチを望むなら朝一番の高速ボートに乗るのが良く、

最も海の色が綺麗な時間を狙うなら太陽が高く上るお昼頃が良いとの事。

それをふまえ11時頃にコミノ島に着くように向かったおかげで、空高く登った太陽が反射し海がキラキラと輝いていた。

ベストシーズンである5月~9月ということもあり嘘みたいな海の色。

いくらでも眺めていられるような気がした。

2人だけの特等席のパラソルも発見。

最高のロケーションでピクニックをしている家族の写真もパシャリ。

絶景の写真は誰がとっても綺麗なのは当たり前だけれど、私はその場に広がるストーリーや空気感が伝わる写真が好き。

全部で何枚撮ったのだろう。

どこを撮ってもため息が出るほど綺麗なのだからしょうがない。

泳げないしハワイでも水着になることはめったに無い私だけれど、入ってみたいと思う程透き通っていた。

今までは写真に写るのが苦手で、旅行中1000枚の写真を撮っても1枚も写っていないことが多かった。

けれどこれからはその時の気持ちを思い出しやすいように、少しは私も写真の中にお邪魔しようと決めていた。

丘の斜面や背景、邪魔になるものが無いかなど色々な場所を巡りベストだと思ったこの場所で三脚を広げセルフタイマーにて撮影。

どんな絵の具を重ねても自然の海がみせてくれるこんなにも美しいブルーを作る事はできないのだろう。

きっとこれからの私の旅写真の中でもお気に入りになるであろう写真を撮ることができ、純粋に嬉しかった。

 

海を見つめ続けた後はブログを見てくれた人に少しでも有益な情報を与えられればと思い散策することに。

5月上旬の時点ではフード屋台が5件ほどとロッカーが設置されていた。

もう少しハイシーズンになれば店舗が増えるのかもしれないけれど。

16時半に閉まるロッカーの値段は5ユーロ。

ウォータータクシーもあるようだ。

こんな絶景を眺めながら仕事ができるなんて羨ましいと思う反面、

毎日見ていると美しいと感じなくなってしまうのかな?なんて妄想をしながら撮影。

パイナップルに入ったフォトジェニックなドリンクを売っている屋台を発見。

お店の撮影をして良いか聞くとノリの良いお兄さんがパイナップルを貸してくれたので可愛い写真を撮ることができた。

1時間半ほどの滞在で充分満喫できたと感じ、ボート乗り場へ戻ることに。

戻る途中、海に浮かぶ船を撮ろうと5分ほどシャッターを切り続けていたら、おそらく観光客であろう一人旅の女性が声をかけてくれた。

「あなたの撮影している姿がとても素敵だから撮ってあげる!

あなたのカメラで撮らないと意味ないから私のカメラを代わりに持って今みたいに構えてね!」

そう言って私の使っているOLYMPUS PEN-Fよりずっと高価そうなNikonの一眼レフを渡してくれた。

日本人にはない勢いとフレンドリーさに驚きながらもとても嬉しくて、素敵な思い出の一枚になった。

こんな風に構えて撮れた空飛ぶ船がこちら。

出発ギリギリに走ってボート乗り場に向かい、行きとは違うしっかりとしたイスのある高速ボートでマルタ島へと戻った。

帰りのボートではBlue Lagoonに寄ってからマルタ島に戻るルートになっている。

外国の方はCaveへの関心が高い方が多い。

私はあまり惹かれないので、ささっと写真を撮って終わりにしてしまったのだけれど。


小学生の頃暮らしていたメキシコシティから初めてカンクンへ行ったときも、

数年前の夏、沖縄の石垣島をベースに竹富島や波照間島を訪れたときも

こんなに綺麗な海があったなんて、と本当に驚いたのを今でも思い出せるけれど

今回見たコミノ島の海が今まで見た海のなかで一番美しいかもしれない。

 

“この感動するほどの美しさを少しでも感じてもらえたら”と想いを込めて記事を書きながら今も私の頭の中に広がっている。

どこまでも続くブルーのグラデーション。

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マルタ島からコミノ島へのフェリー
Comino Ferries Co-Op Ltd.

バス停: Cirkewwa 1 
LINE: 41・42・101・221・222・SB4・X1・X1A・X1B
-Vallettaから42番で1時間半ほど
-Sliemaから222番で1時間20分ほど

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