Europianの憧れの街サントロペ – Saint Tropez –

南フランスを訪れるにあたり、外せない目的地があった。

去年の夏、Natsu.さんのInstagramで一目見てから行きたいと思っていた街、サントロペ -Saint Tropez-。

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お天気に恵まれなかったのがとても残念だけれど、この港を中心にレストランやブティックなどが賑わうこの街は

パリやフランスの他の都市からだけでなく、ヨーロッパ中から人が集まる皆の憧れの街。

ハイブランドのショップも多くあり、セレブリティにも人気のこの街では物価も高い。

バカンスシーズンには最寄りの高速道路出口から中心部までのたった8kmを進むのに3時間かかるという。

 

渋滞を避けるためニース等からフェリーで行く手段もある。

けれど、サントロペに宿泊する予定のない私たちはスーツケースを持ってフェリーに乗り

到着後、どこかにそれらを預けて観光するという方法は現実的ではなかった。

いくつかカーチャーター会社に問い合わせたものの、渋滞は確実なのでと断られてしまったのだけど

唯一Easy Cote d’Azur Tourがルートを受け入れてくれ、サントロぺを訪れることができた。

 

到着してすぐに街にいる人々の雰囲気やファッションが今までと異なると感じた。

もちろんサントロペという街のイメージもあるのだろう。

港でジェラートを食べるファミリーでさえ絵になる気がした。

 

この街でのんびりとバカンスを過ごす人々は、普段どのような生活をしているのだろう。

 

ニースやオンフルールなど、フランスの港町では絵描きが多い気がする。

 

港を囲むようにレストランが連なり、どの店舗もテラス席は満員。

アンダルシアや南イタリアのように陽気な音楽を奏でる人々も。

 

SENEQUIERはジェーン・バーキンやブリジット・バルドーからケイト・モスまで、

セレブに愛されるサントロぺの象徴的な存在として名が知られている。

 

SENEQUIERの前の道を進むと、港とサントロぺの街並みを見渡す高台に登ることができる。

まさにSaint Tropezといった景色が広がるので外せないスポット。


 

サントロぺの魅力は港だけではない。

海を見ながら黄昏る2人を横目に、街中へと進んだ。

 

あれほど賑わっていた港からは想像できない程、小道に入ると静寂が広がるのもこの街の素敵な所。



 

美しい街並みに、夏の花が彩りを添えていた。



 

カラフルだけど主張しすぎないサントロぺの建物の色はとても心地良い。



 

一際キラキラした女性たちがうっとりと眺めていたのがこのDiorのレストラン。

時間がなくて中には入れなかったけれど、お値段は予想よりもリーズナブル。

朝食メニューで40ユーロもしない程なので、次回はぜひ訪れようと心に決めている。


 

このなんとも言えない南仏らしいカラーの建物が、パリにはない雰囲気を醸し出していた。


 

あっという間にサントロぺを出発する時間。

港に着いてから一番に目に入ったものの、行列が出来ていて一度は諦めたジェラート屋に慌てて駆け込む。

私の定番のピスタチオとジャンドゥーヤ。

南フランスでは5日間で6回もジェラートを食べたけれど、ダントツでここBarbaracが一番おいしかった。

ちなみにパリにも支店が2店舗、16区と17区にあるとのこと。

 

ファミリーでもカップルでも、この街を訪れる時は思いっきりお洒落をし

1950年代のセレブリティ気分にひたってみるのも良いだろう。

 

次回は突き抜けるような青空のもと、港を眺めながらのんびりできたら良いな、なんて思いながら

後ろ髪をひかれる気持ちでEuropianの憧れの街をあとにした。

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Saint Tropez

Nice ニース よりフェリーにて2時間半
Saint Raphael サン・ラファエル よりフェリーにて1時間
Toulon トゥーロン より BUS Varlib #7801/7802 にて2時間弱(バカンス時は倍かかることも)

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