Le Bristol Paris – しあわせを運ぶ朝食 –

ずっと憧れていたパリのホテル、Le Bristol Paris
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今回のパリ旅行は30歳という大きな節目を迎えるにあたり、今までの感謝の気持ちを込めた母へのプレゼント。

上品さとラグジュアリーさ、そしてスタッフの温かさを兼ね揃えたLe Bristol Parisは

そんな今回の旅にピッタリのホテルだった。
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とは言っても、5つ星を越えた”パラスホテル”である最高級ホテルに何泊も宿泊するのは難しいのが現実。

誕生日までの2泊3日、夢のような時間を過ごしたLe Bristol Parisでの滞在について紹介したい。

まずは、朝食について。

ル ブリストルで朝食を提供しているのはEpicure RestaurantとCafé Antonia。

1日目はミシュランで三ツ星を獲得しているEpicureでの朝食。

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8時ちょっと前に向かった所、先客は1組だけ。

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朝食は4種類。

【Continental Breakfast EUR 45.00 】

ホットドリンクとフレッシュジュースに、クロワッサンなどのヴィエノワズリーやバゲットなどパン類

【American Breakfast  EUR 60.00 】

Continentalに加えヨーグルト、好きな卵料理+サイドオーダー。

【Le Bristol Breakfast EUR 85.00 】

Americanに加えシャンパンや前菜、キャビアがあしらわれたお料理などボリューム満点。

【Japanese Breakafast EUR 65.00 】

お味噌汁や焼鮭、お米などその名の通りの和朝食。

私達はAmerican Breakfastをオーダー。

まずはフレッシュジュースとボルディエのヨーグルト、バターの良い香りをまとったパンが運ばれてきた。

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クロワッサンは外側はパリっ、中はふわっという理想型。

一番左端に隠れている変わった形をしたバゲットも、クラストの硬さや厚みが絶妙で本当に美味しかった。

お腹がいっぱいになってしまい、全種類を食べる事はできなかったのだけれど

この真ん丸のサブレが美味しいという評判を聞いたので、次回は必ず食べてみたい。

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何より感激したのがこのスクランブルエッグ。

オムレツや目玉焼きなど好きな卵料理を選べるのだけれど、スクランブルエッグにして大正解。

今まで食べたスクランブルエッグの中で、群を抜いて美味しかったのだ。

マッシュルームやベーコンなども加える事ができるけれど、私はチーズだけをトッピング。

一口一口、食べては無くなっていくのが悲しくなる程の絶品。

口の中で、優しくとろけた。

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エピキュールの特等席は、やっぱり中庭を見渡す窓際の席。

レストランに入った8時頃はまだ真っ暗だったけれど、少しずつ太陽が昇っていく。

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スタッフの方々は、丁寧さはあってもこちらが緊張してしまうような雰囲気はない。

ドレスコードのあるレストランだけれど、朝食はそこまで気にしすぎる事はなさそうだった。

とはいってももちろん、このレストランの雰囲気を乱すような服装はするべきではないけれど。

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2日目は、Café Antoniaで頂く事に。

こちらは以前、ケーキを食べにLe Bristolを訪れた際にも利用した事があった。

エレガントさの中に可愛らしさもある雰囲気が素敵。

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7時からOPENするEpicureと比べ、こちらは8時OPENと1時間遅い。

8時ちょうどに向かい、贅沢なソファ席についた。

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Epicureと同じ、RAYNAUD レイノー というフランスの老舗ブランドの陶磁器に

Christofle クリストフル のカトラリー。

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こちらでもAmerican Breakfastを選択。

内容は同じなのかと思っていたのだけれど、全く同じというわけではなかった。

1日目に食べなかったサブレを楽しみにしていたのだけれど、こちらでは提供していないとのこと。

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この日は、エッグベネディクトをオーダー。

食べることを優先したのでポーチドエッグのしたたる写真はないのだけれど、

ナイフをいれた瞬間に溢れ出した卵の黄身とオランデーズソースの酸味がちょうど良く、とても美味しかった。

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こちらではヨーグルトはなく、代わりに彩り豊かなフルーツサラダ。

フランスでの食事は重たいものが多くなりがちなので、フルーツのさっぱり加減はとても嬉しい。

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なんて優雅な時間を過ごしているんだろうと、贅沢な時間を噛み締めながら

“30代になって最初の朝食” を、のんびりと味わった。

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Café Antoniaの奥には、遠くからも目にとまる真っ赤な一角が。

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前回は混んでいたので、席から移動したり写真を撮る事ができなかった。

今回、奥まで覗きに行ってみると、広がっていたのは美術館のような美しい空間。

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出来る事なら、もちろんまた宿泊したい。

けれど、朝食を頂くためだけにでもまた再訪したいと思う程の素晴らしい料理と空間だった。

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映画の中に紛れ込んだような、ラグジュアリーで品のある空間での贅沢な時間。

宿泊している方はもちろん、宿泊者以外の方にもぜひお勧めしたい。

パリでの “とっておきの朝食” は、Le Bristol Parisで決まり。

— Le Bristol Paris 宿泊記 —

Le Bristol Paris – Junior Suite Room –

Le Bristol Paris – Midnight in Parisの世界。 –

*掲載 旅MUSE COLLECTION
Birthday trip at Le Bristol Paris – 憧れのホテル ル ブリストル パリで迎える誕生日 –

—–

Le Bristol Paris    website / Booking.com

112 rue du Faubourg Saint-Honoré, 75008 Paris, France
Tel.: +33 1 53 43 43 00

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