フランス パリにRomeという駅がある。
バスで通る事はあっても降りたことはなかったこのエリア。
パリ在住のフローリストAkikoさんが気になっていた行列のできるイタリアンレストランがあるという事で、平日のランチに訪れることに。
オープン時間の5分前に着くとすでにお店の外に列が伸びていた。
ギリギリのところで一回転目で席に着く事が出来た私たち。
まず目に飛び込んできた店内のインテリアがとてもお洒落で、きっと当たりだと直感的に感じた。
メニューもカラフルで遊び心があふれている。
ランチでもディナーとメニューは変わらないので選択肢が多いのも嬉しいポイント。
私は事前にInstagramで見てからオーダーするものを決めていた。
大好きなトリュフを使ったパスタ。
スキレットが日本で流行った時も感じたのだけれど、
フライパンのまま出される料理はなぜだかより一層美味しそうに見えるのは私だけだろうか。
ピザも美味しそうだったけれど、とても大きいので食べ切れる自信がなかった。
一見、この量なら食べられそうと思ったパスタだったけれど食べすすめるに連れ
もちもちのパスタにクリーミーなソースがからまりお腹がだいぶ膨らんだ。
トリュフ専門店のパスタよりはトリュフ感が弱い、というよりも他のキノコの風味が強いのだけれど、これはこれでとても美味しい。
系列の店舗を含め、イタリアから全て自社で輸入しているというこのレストランは、リーズナブルな価格も人気の理由なのだろう。
パリの事、お仕事の事、家族の事、これからのこと。
色々な話をしているとあっという間に時が経つ。
満腹になりながらも、イタリアンに来るとどうしても食べたくなってしまうティラミスをオーダー。
コーヒーとともに運ばれてきたのは、何も入っていない深さのあるボウル。
どういう事かと思うと大きなガラス皿に入ったティラミスを抱えてやってきたムシューがボウルに次々とティラミスをいれていく。
まだいる?と言われうなずくと足されていく、嬉しいような怖いようなスタイルが新鮮。
パリで出会った働く日本人女性は皆、自分の仕事やライフスタイルを楽しんでいてとても輝いている。
もちろんパリが彼女たちをそうさせるわけではなく、そんな彼女たちだからこそこの街で暮らしていけるのだと思う。
苦しくなるほどパンパンのお腹と、そんなパリジェンヌへの憧れとともに
まだまだ行列が続くこのお店をあとにした。
—–
71, Rue des Dames, 75017 Paris
Tel :+33 1 40 15 62 31
12:15 – 14:30 19:00 – 22:45 年中無休
最寄り駅:Rome M2