世界中に名をとどろかせている有名ホテルももちろん好き。
けれどその名は知られていなくとも、その街にある素敵なホテルに宿泊するのも旅の楽しみの1つ。
台北ではたった1泊だったけれど S Hotel というデザイナーズホテルに滞在した。
Hotels.comで早めに予約し、4つ星のお洒落なホテルが1.5万円以下とリーズナブルなのも嬉しい所。
Philippe Starck -フィリップ・スタルク というフランス人デザイナー兼、建築家。
高級家具のカッシーナとも契約をしており、パリの大統領公邸 エリゼ宮 の内装を担当したことで一躍有名に。
そんな彼がデザインをしたS Hotel、ロビーに一歩入ると美術館のようなアート感の溢れる内装に驚いた。
ただ本を並べているだけでお洒落に見えるのは、きっとこの机の幅がしっかりと計算されているからだろう。
絶妙なライティングで大人なムードを放つラウンジ。
地下はレストランになっており、宿泊者はドリンクを1杯無料で頂ける。
カフェ巡りをしていたので体の中の水分が常にいっぱいであった私達は利用しなかったのだけれど、嬉しいサービスだ。
感じが良く丁寧ながら厚かましくないスタッフのもと、チェックインをすませ11階のツインルームへ。
エレベーターホールもこの通りスタイリッシュ。
直線と曲線が混ざり合うデザイン性のある廊下をすすむ。
この黄色のストライプの壁が可愛いなとHPを見るたびに思っていた。
ちなみにカップルでの旅行の場合などダブルの部屋を選ぶと、さらに可愛い。
ネスプレッソのコーヒーや紅茶などはもちろん無料。
お水も部屋に2本、シンクに2本と充実していた。
台北のホテルの平均的な広さよりも広いというS Hotelの各部屋。
大理石のテーブルもおいてあり、仕事での利用にも困らない。
広々としたダブルシンク。
バスタブがないのは残念だけれど、水回りはとても清潔。
アメニティはS Hotelオリジナルのもので、香りが少し独特。
バスローブもスリッパもしっかりと完備されていた。
またS Hotelではすべての宿泊者に無料で朝食がついていた。
ラグジュアリーな雰囲気のレストラン。
なぜかビリヤード台まで置いてあった。
無料の朝食はどんなものかと興味本位で行ったのだけれど、なかなかの充実ぶり。
ヨーグルトもフレッシュジュースも数種類ずつ用意されていて
フルーツやサラダもこの通り。
ちなみにパイナップルもメロンもとても美味しかった。
更にホットミールもしっかりとある。
中華がメインで焼売やおかゆ、ソーセージ類やゆで卵、そしてパンも豊富。
更にビュッフェとは別で Egg or Noodle を尋ねられ、サーブしてもらえる。
Eggを頼むと目玉焼きに醤油が添えられて運ばれてきた。
デザイナーズホテルだけあり、ディティールまでお洒落で清潔感もあり広い。
そしてフロントやドアボーイの方などスタッフの対応も丁寧で文句なし。
価格も安く、近くにはショッピングモールやカフェなども多い。
台北で宿泊ホテルを迷っている人に自信を持っておすすめしたい、デザイナーズホテル -S Hotel-
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No. 150, Dunhua North Road, Songshan District, Taipei City, 台湾 105
Tel.:+886 2 2712 1777