今回のソウルで食べたものの中で一番おいしかったものは、Wicker Parkのフィナンシェ。
ロッテワールドの近くなのであまりアクセスの良い場所ではないけれど、
またあのフィナンシェを求めて訪れたいと思うほど。
店内はとてもシンプルで、男性だけでも入りやすい雰囲気。
日曜日の13時頃、先客は3組ほど。
きっとこれが日本だったら、お店の外に列ができるくらい混むに違いない。
フードメニューは、フィナンシェとスモアの2種類。
シンプルなマグは、重ねておいてあるだけでどこか素敵に見えた。
二人でオーダーしたのは、アイスラテとホットラテ、そしてスモアにフィナンシェ。
一見無機質のような、だけどアンティーク感のあるような
この白い壁とゴールドが織りなす雰囲気が、たまらなく好みだった。
クラッカーの上に板チョコとマシュマロをおいただけのスモアが、なぜこんなに可愛く見えるのか。
せっかく一人ではなく二人でカフェ巡りをしているので、たまには写真に写ってみたり。
暑くも寒くもない良い気候だったので、テラス席に出てみることに。
4月上旬のソウルはまだ少し肌寒いかと思いきや、20度を超える温かさでとても過ごしやすかった。
ここでようやく口にしたフィナンシェ。
一口食べただけで、バターの香りが広がり「これは美味しい」と思わず口にしてしまった。
上品なバターの甘さは重たくなく、外側のカリッとした食感と中側のしっとり加減が絶妙。
そういえば昔からフィナンシェが好きだったな、ということを思い出させてくれた。
「このカフェのここが素敵だよね」と、勝手に分析する時間もカフェ巡りの楽しいところ。
帰り際、二人ともフィナンシェをテイクアウト。
その時に気付いたのだけれど、エシレバターを使っているフィナンシェとのことで納得。
飛行機で食べようなんて言っていたにも関わらず、数時間後にはバターの良い香りに我慢できず食べてしまった。
旅先で出会う、忘れられない味。
このフィナンシェは間違いなく、その一つ。
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298 잠실대우레이크월드
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