旅好きが集まると話題にあがりやすいエアライン情報。
ここ一年程、カタール航空の良い評判を聞く機会がとても多かった。
今年の夏は南仏にラベンダー畑を見に行こうと決めていた私は
カタール航空が7月からドーハ – ニース間に就航すると知り、迷うことなくエコノミークラスのチケットを購入。
カタール航空はワンワールド加盟エアラインのため、JALグローバルクラブの会員はラウンジを利用可能。
ドーハにあるラウンジは凄く素敵だと聞いていたので楽しみにしていた。
しかし、ドーハの空港にはカタール航空が運営するラウンジが4つもあり、
ビジネスクラス以上の座席を利用した場合と
ワンワールド上級会員がエコノミークラスの座席を利用した場合では
使えるラウンジが異なるということがわかった。
インターネット上に情報が少なかったので、写真とともにレポートしておこうと思う。
羽田と成田、両方から飛んでいるカタール航空。
なぜ評判が良いかは、乗ってみると納得であった。
日本人が心地よいと感じるような、丁寧で押し付けがましくないサービスなのだ。
夕食の提供後は機内の電気を暗くし就寝モードになるのだが、
その間も客室乗務員が頻繁に通路を行き来しドリンクを運んできてくれるサービスはとてもありがたかった。
また機内エンターテイメントも充実しているし、
エコノミークラスでもアイマスクや歯ブラシなどのアメニティポーチが配られる点もポイントが高い。
成田を22時半ごろに出発し、ドーハに到着するのは夜中の3時ごろ。
ハブ空港のため、お店は24時間オープンしているものの、この時間帯は人がまだ少なかった。
ラウンジの場所が分かりづらいため、とても目立つ黄色の巨大クマオブジェ近くにあるインフォメーションへ。
ワンワールド上級会員が使える BUSINESS CLASS /FIRST CLASS LOUNGE は
黄色のクマオブジェと対面する形で立ち、左奥に見えるこのエスカレーターの上にある。
時間帯によってはエスカレーター下に、航空券やラウンジのインビテーションをチェックする係員が待機していた。
エスカレーターを上がると、レセプション。
私達が利用したビジネスクラスラウンジは、それほど大きくはないけれど
コンセント、Wi-Fi、食事、ドリンク、トイレ、シャワーなど一通りの設備は揃っていた。
食事は時間帯によって提供される食事メニューが変わるとのこと。
夜中はパンなどの軽食がメイン。
シャワールームは分かりにくいのだが、トイレのドアを入った奥に位置している。
女性トイレの奥に、シャワールームの個室が2つ。
トイレ内にいるスタッフの方に確認した上で利用可能。
タオルやシャンプー、コンディショナー、ボディーソープなどは揃っていたがドライヤーは置いていなかったので要注意。
金曜の夜、仕事を終えてそのまま成田空港に向かい
サクララウンジでシャワーを利用しようとした所、予約がいっぱいでシャワーを浴びられなかった。
経由地でシャワーを浴び、メイクまで済ませれば
目的地に到着後、すぐに出かけることが出来るのでとても助かった。
まとめると、こちらのラウンジでも不自由することは何もなかった。
けれど、欲を言えば今度はビジネスクラス以上に乗り
機内とラウンジ共に五つ星エアラインと呼ばれるカタール航空の贅沢なサービスを満喫してみたい。
やはり、良いと評判になるにはそれなりの理由がある。
そう感じた初めてのカタール航空搭乗であった。
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