ニースを訪れるのは今回で2回目。
といっても以前訪れたのは10年も前、11月のどんより雲が立ちこめていた日のこと。
あの時はニースの魅力をさほど感じなかったのだけれど、
夏の晴れた日のニースでは、キラキラとした魅力をたくさん感じることができた。
今回はまずニースの新市街について。
ニースと言えば、プロムナード・デ・ザングレと言う名の海岸沿いの散歩道が象徴的。
海岸沿いのホテルに憧れはあるけれど、ホテルでのんびりする時間がなさそうな今回の旅では
新市街にあるGare de Nice Ville -ニース駅-の付近のホテルに宿泊する事に。
テラス付きルームを予約していたにも関わらず、最初に案内された部屋にはテラスがなかったり
チェックインタイムを過ぎても掃除が終わっていなかったり、何かと気になる点があったのでホテル名は控えるけれど
テラスから広々とした空を眺める事が出来るのはとても気分が良かった。
空港から新市街へはタクシーかバスで20分もかからない。
荷物をホテルに置き、まず目指すのはやっぱりプロムナード・デ・ザングレ。
ショッピング通りをのんびりとお散歩するムシューのファッションを見て
ここがパリではなくニースだと気づかされる。
太陽に恵まれたこの街では、こんなハッピーカラーがよく似合っていた。
ショッピング通りを抜けると、幅の広い通りにカフェやレストランが建ち並ぶエリアに。
更に海の香りのする方へと足を進めると…
プロムナード・デ・ザングレ。
青い空と青い海。
フォトジェニックな青と白のパラソルに、小麦色に焼けたバカンスを満喫する人々。
まさに想像した通りの”夏のコートダジュール”の光景が広がっていた。
ビーチはもちろん、散歩道にあるベンチで波の音を聞きながら読書をしても良いし
ニースらしいブルーのベンチで休憩するのも悪くない。
散歩道の西の方へと歩くと、ピンク色のドームが目立つ
ニースの有名ホテル、ネグレスコホテルが存在感を放っている。
ジョギングする人や犬の散歩をする人、
座って新聞を読む住人もいれば、目を輝かせて写真を撮るツーリストなど様々な人でにぎわうプロムナード・デ・ザングレ。
ここでなら少しくらい日に焼けたって構わない。
コートダジュールに輝く洗練された街ニースは、そんな不思議な魅力が溢れていた。
—–
Promenade des Anglais