近頃、女性に大人気の旅先の一つがタイ バンコク。
タイ料理やお買い物、美容など様々な楽しみ方がある中で、特におすすめなのがSPA。
もちろん街中のリーズナブルなマッサージも良いけれど
一番のおすすめは、憧れのラグジュアリーホテル ザ・ペニンシュラの The Peninsula Spa。
実はバンコクでは東京の半額程というリーズナブルな価格でSPAを受けることが出来るのだ。
アジアらしい雑多とした雰囲気が広がっていたと思えば
1歩ホテル内に足を踏み入れると、もうそこは “ザ・ペニンシュラの空間” が広がっているから不思議。
まずはその上品な雰囲気をのんびりと感じるために、ロビーで朝のコーヒーを頂いた。
あいにくの曇り空だったけれど、Spaを受けるにはもってこいかもしれない。
真夏の暑さが厳しい時期や、雨期でもSpaは天候に左右されないところが旅行者にも嬉しい。
人気のタイ料理レストランは普段、朝食は提供していない。
けれど2月は観光のピークシーズンということで宿泊客が非常に多く、この日は朝食会場となっていた。
奥に見えるのが3階建ての The Peninsula Spa 専門の建物。
ちなみにこのプールは、チャオプラヤー川サイドがファミリーゾーン。
SPAサイドに近づくに連れ、静かにプールタイムを楽しみたい大人のためのゾーンになっていくとのこと。
プールを越え、SPAのRECEPTIONへ。
にこやかに出迎えてくれたスタッフの方々に、写真を撮ってよいかと聞くとわざわざ場所を移ってくれた。
陽の光が差し込むWaiting Spaceには、ファブリックが素敵なインテリア。
スリッパに履き替えてから担当の方にご案内頂き、SPA専用の建物へと移動。
ちなみにこのSPAは16歳以上のみ利用可能という、大人の落ち着いた空間。
ワクワクした心を落ち着かせながら、施術部屋へと向かった。
今回私はありがたいことに、2室しか無いRiver Private SpaというSuite Roomで施術して頂いた。
既に適温に温められたスチームサウナや、タイらしいココナッツドリンクが嬉しい気遣い。
宿泊者以外の利用でも、セーフティーボックスがあるので安心。
そしてこれが2名まで利用可能なリバープライベートスパ。
落ち着きがあり、上品な雰囲気の中に温かさがある空間が素敵すぎて、思わずため息がこぼれた。
ちなみにタイ式マッサージを受ける場合は、ベッドではなくこのマットの上での施術。
素敵なスイートルームにうっとりした気持ちでベッドに横になり、90分のアロマトリートメントを体験。
セラピストの方はとても分かりやすい英語でアロマの説明をしてくださり、
普段のお仕事の事やこの旅での予定などをヒアリングした上で、最適なアロマオイルを選んでくださった。
施術中もマッサージの強さや、部屋の気温など細やかな気配りがあり、終止リラックス。
華奢な女性のセラピストの方なのにとても力強く、フライトや日々の仕事での体の凝りが嘘のように軽くなった。
たっぷりと全身をほぐして頂いたのだけれど、気持ちがよすぎて一瞬のように感じた90分。
施術後はお部屋の中でドリンクとデザートを頂いた。
このスイートには、バルコニーもある。
目の前には贅沢な景色が広がっているので、施術後はここでリラックスしても良いし
ココナッツドリンクを片手にフラワーバスでのんびりするのも贅沢。
ヘアやメイクを直し、自分のタイミングでReceptionへと戻る。
ちなみに施術で使われたオイルやスキンケアは、もちろん購入可能。
気づけば次の予定に向けて、ペニンシュラを去る時間。
来る時はタクシーで来たのだけれど、帰りはペニンシュラの専用ボートで戻る事に。
バンコクはタクシー料金がとても安くて嬉しいけれど、渋滞がひどいので時間によっては利用し難い。
ボートの行き先はいくつかあるけれど、スタッフの方がアナウンスをしてくださるので間違える事はない。
出てしまったばかりだったのでベンチで座って待とうとすると、すぐに次のボートが到着した。
すっかりペニンシュラのファンになっていた私。
このボートすら味があって素敵だなと思ってしまった。
今回は宿泊はせずSPAのみの利用だったけれど、次回は宿泊も必ずしたい。
このSPAをまた受けるためにバンコクを訪れたい。
そう思ってしまう程の気持ちよさに夢見心地になりながら、The Peninsula Bangkokを後にした。
—–
333 Charoennakorn Road, Klongsan, Bangkok 10600, Thailand
SPA Tel.:+66 2020 2888
SPA 営業時間: 9:00 – 23:00