パリを表現する言葉は、数多くある。
美食の街や光の街など、人それぞれ思い浮かぶものが違うだろう。
春夏のパリを訪れた人なら、花の都という印象も大きいはず。
街中にお花や木々が美しく咲き誇るパリで、私は初めて植物園を訪れることにした。
パリの中心から少し南東に行ったところにあり、パリ植物園。
モスク側の入り口から入ると、すぐにバラ園が広がっていた。
バラの小道もあり、通る人々がみんなバラの美しさに微笑んだり、香りに惹かれて顔を近づけていた。
お天気が良く上着も脱ぎたくなるような気候の、日曜日の昼下がり。
パリの人々はお金を使わずに楽しく時間を過ごすのが得意と聞く。
このパリ植物園も、広大な敷地のお庭は入場無料。
敷地内にある動物園や博物館は、別料金がかかるとのこと。
目的地としてパリ植物園を訪れた人もいれば、
お買い物の途中で寄ってみた、というような人もいた。
日本の代々木公園や新宿御苑のように、
都会の真ん中で、広い空と緑を感じられる場所は本当に気持ちが良い。
二日前に購入したピオニーをバスケットから覗かせ
ラデュレのマカロンが入ったエメラルドグリーンの紙袋を揺らしながら
心まで晴れ晴れとした、パリ植物園でのひとときだった。
**TabiMUSE旅行記 -カメラと巡る、パリの旅。【TabiMUSE Tour in Paris】-はこちら
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le Jardin des Plantes de Paris – パリ植物園 –
57 RUE CUVIER 75005 PARIS
Tel.: +33(0)1 40 79 56 01
最寄り駅: Censier – Daubenton M7 / Austerlitz M5,M10,RER C
開園時間: Until 2020 February 2nd : 8 a.m. to 5.30 p.m 以降Websiteをご確認ください。