GWのパリで泊まったHOTEL PANACHE。
ドロテ・メリクゾンという話題のデザイナーによるお洒落なデザイナーズホテル。
場所は以前泊まったHotel 34B Astotelから徒歩1分ほど、
OPERA方面で買い物をするにも北マレのお洒落なカフェに行くにも近く
エッフェル塔を見にトロカデロに行くなら9番線で15分程という立地の良さ。
それなのにパリのホテルにしては当時エクスペディアで1泊1.5万円しない程と、とてもリーズナブルなのが嬉しい。
パナシュのWebsiteやインスタグラムが可愛くて高まる期待とともに訪れると、よく写真でみた素敵な景色のまま。
一つ一つ部屋の壁紙やデザインが違うのでどんな部屋かわくわくしながら訪れると…
壁紙はちょっと好みのものではなく残念だったのだけれど、やっぱりこのベッドは可愛い。
事前にバスタブ付きの部屋&高層階をリクエストしておいた所、両方とも叶う部屋を用意してくれていた。
パリで3つ星レベルのホテルにはバスタブがない部屋も多いけれど、
一日に何万歩も歩く私としてはのんびりとバスタブにつかってリラックスをしたい。
バルコニーからの眺めはこちら。
パリらしい煙突が並ぶアパルトマンとともに、ここから空を眺める時間がとても好きだった。
ベッドは一人には大きすぎる程の大きさ。
部屋自体もとても広く、スーツケースを何個でも広げられそうな程だった。
7泊分の私の洋服もハンガーと奥に見えるクローゼットに全て収納する事ができ広々としたスペース。
スーペリアダブルを予約していたのだけれどもしかしたらグレードアップしてくれていたのかもしれない。
クッキーメインの写真になってしまっているけれど、さすがデザイナーズホテル。
奥にぼやけて写っている電話までレトロで可愛い。
近くにスーパーもたくさんある。モノプリやカルフール、そしてオーガニックスーパーも。
冷蔵庫ももちろんあるので見た目も可愛いBonne Mamanのストロベリーヨーグルトを毎晩食べた。
朝日が昇る前の静かなパリを感じられる所も素敵。
一つ驚いたのはエレベーターの小ささ。
私とスーツケース1つでいっぱいになってしまう程の小さなエレベーター。
後からもう一台エレベーターがあると分かったのだけれど、私が宿泊した6階までは上がらないようだった。
ホテルに帰る頃にはくたくたで一度も使わなかったけれど、急いでいる時は階段も。
ささやかな所にデザイナーのこだわりが詰まっていて、小さなお洒落を見つけるのが一つの楽しみでもあった。
パナシュの1階はレストランになっていて宿泊者以外にも人気のようで、朝昼晩いつもにぎわっていた。
朝食を食べたいカフェが多すぎてホテルで食べる事はなかったけれど、許可をもらって写真だけ撮らせてもらうことに。
この価格クラスのホテルの朝食にしては充実している。
フルーツもたくさんあるのが嬉しい所。
良い所ばかり書いたけれど、気になる点がなかったという訳ではない。
基本的にはとても清潔だけれど、すごく細かい所を見ようとしてしまうと少し古さを感じる部分もあった。
また、夜までにぎやかなエリアなので治安を心配する必要はないけれど、
賑やかさ故、少しの音でも気になる人は要注意かもしれない。
すぐ近くのHotel 34Bと比べると、清潔さと防音制は劣るけれど、
デザインのお洒落さと窓からの眺めはこちらが上という印象。
やはり可愛いインテリアのホテルはそれだけで気持ちがうきうきするので
このデザインが好みの女性にはおすすめできるといった所。
リピートも有りだなと思いつつ、気になるホテルはまだまだあるので新しい所も見てみたい。
けれどまたいつかここからパリの街を眺め、少しだけパリジェンヌになった気分を味わうのも悪くない。
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1, rue Geoffroy-Marie 75009 Paris
Tel :+33 1 47 70 85 87
最寄り駅:Grands Boulevards M8/M9