たった2日しかないパリ滞在で最初に訪れたのが、Republique駅から5分ほどの場所にあるLes Résistants。
パリ在住のアメリカ人ブロガーの方のブログを見て知ったレストラン。
パリジャンに人気ということで、Websiteから予約をして訪れると2階に通してくれた。
可愛いインテリアと、太陽の光が差し込む窓側の席に高鳴る気持ち。
飾りすぎず、スタイリッシュだけど温かみのある空間がとても好みだった。
この後予約していたゲストが続々と訪れ、すぐに満席に。
お目当ては、土曜日限定のBrunch。
EUR26.00と、パリではとてもリーズナブルな価格も人気の理由の一つだろう。
3人のオーナーがフランス中を旅して出会った多くの農家の中から、厳選した食材を使っているらしい。
野菜やお魚はもちろんお塩まで、こだわりがつまっている。
メニューは旬なものを利用するため日替わりということで、好き嫌いの多い私は少し不安だったけれど
メインやデザートなどは、選択肢が複数あったので安心。
まず運ばれてきたのはホットドリンクとジュース、そしてヨーグルトに卵料理。
フレンチトーストかバターケーキは選択できるスタイル。
二人ともフレンチトーストが気になったのだけれど、せっかくなので私はもう一方を選んでみた。
この決断が大正解。
パウンドケーキなのだけど、今まで食べたパウンドケーキの中でダントツのNo.1。
表面はパリッと食感がよく、中はしっとりとしていて味はどこか懐かしく優しい甘さの味。
自家製いちごのジャムは使う機会がなかった。
のどが全く乾かないパウンドケーキと言うと、しっとり感が少しは伝わるだろうか。
こんな風に、まるでお店を彩るアイテムのように置かれているケーキなのに
どうしてこんなにしっとりした食感を保てるのだろう。
チョイスがなかった卵料理は、ポーチドエッグにソースが添えられたもの。
メインの選択肢は3つ。
キヌア料理と季節の野菜サラダ、そしてプラスEur3.00の鱈とズッキーニのお料理。
二人とも鱈のお料理を選んだ所、お魚も柔らかく、新食感のお米のようなものも癖がなくてマイルドな味。
意外性があるわけではないけれど、日本人の味覚にあうお料理。
そして最後はデザートタイム。
フランボワーズのタルトとチョコレートムースの2種類があったので、一つずつチョイス。
ジャーに入ったチョコレートムースの上には、食感の良いナッツ類。
このナッツがあるから、濃厚なチョコレートムースも飽きずに食べきることが出来た。
フランボワーズのタルトは見た目も可愛く、甘酸っぱさが夏にぴったり。
CDG空港に到着してから何も食べていなかったので、とてもお腹が空いていたのだけれど
お店を後にする頃には動けなくなりそうな程、満腹になっていた。
もう少しのんびりしたい気持ちをぐっと抑え、パリの街へと歩き出すことに。
お店を出る頃には、1階は満席。
2階の方がスペース的にも余裕があったので、やっぱり予約する方が良さそう。
メニューはフランス語しかないけれど、口頭でスタッフが英語で説明してくれるので大丈夫。
今回は土曜日限定のブランチを満喫したけれど、平日のランチや夜のメニューも気になる所。
素敵なレストランにも出会えたし、このエリアには可愛いカフェも多くある。
次にパリに長期滞在するときはこのあたりにしよう。
改めてそんな風に思えた、土曜日の昼下がりだった。
**旅MUSE旅行記【エッフェル塔と、夏のパリ。】はこちら
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16-18 rue du Château d’Eau 75010 Paris
Tel.: +33 (0) 1 45 67 76 98
最寄り駅: Jacques Bonsergent M5
Lunch 火-金 12:00-14:00 Dinner 火-土 19:00-22:30 Brunch 土 11:30-14:30
※夏季休業:2018.8.5〜20