クアラルンプールを訪れた多くの日本人ツーリストが訪れる、ピンクモスク。
ブルーモスクよりも規模は小さいけれど、この華やかさから特に女性に人気。
空港とKL中心部の間に位置するプトラジャヤという行政新首都にあり、隣には首相官邸がある。
写真で見るよりも大きく存在感があり、異文化を感じてドキドキした。
女性は皆、肌や髪の毛を覆うローブを無料で借りて中に入る。
もちろん色は、ピンク色。
洋服の上から着るので、真夏はとても暑くなりそう。
ブルーモスク同様、お祈りを妨げないよう、見学可能時間は決められている。
見学終了時刻の少し前に訪れたところ、人がいない写真を撮ることが出来た。
超広角レンズでもおさまらない、それはそれは高いドームは、
どれほど時間をかけたのだろうと思うと気が遠くなるほど繊細な造りをしていた。
ただただ、美しい。
自然の美しさに圧倒されるのとはまた違う、つくり上げた人々への尊敬の気持ちが溢れた。
絨毯ももちろん、ピンク色。
見学を終え、外に出ると空が曇ってしまっていて残念。
ピンクモスクは観光名所にもなっているからか、周辺がとても整備されていた。
ピンク色の可愛いお花は、リゾートに来たような気持ちにさせてくれた。
“モスク”と言っても、色々なタイプや雰囲気がある。
でもどのモスクにも、信じる人の想いが詰まっているのはきっと、同じ。
総じて言えるのは、モスクでお会いしたボランティアの方々は皆とても温かくフレンドリーだったという事。
自分の信じるもの、大切に思うものを、より多くの人に知ってもらいたいと思う気持ちは、とても素敵だと感じた。
人はきっとみんな、そういう気持ちをどこかに持っているはず。
好きな人の話を、ついたくさん友達に話してしまう女の子や、
お気に入りのカフェをより多くの人に知ってもらいたいと思ってブログを書く私も、根本的には同じ。
これからも、シェアしたいと思うような素敵なものに出会っていきたい。
そんな風に感じた、マレーシアでのモスク見学。
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Masjid Putra – Pink Mosque –
Persiaran Persekutuan, Presint 1, 62502 Putrajaya, Wilayah Persekutuan Putrajaya
見学可能時間
土-木 9:00-12:30 14:00-16:00 17:30-18:00
金 15:00-16:00 17:30-18:00