日本国内で京都の次によく旅をしているのが長野県、軽井沢。
東京からアクセスが良いのに自然を感じられる所や、数々の素敵なカフェがある事など、リピートする理由はたくさん。
その中でも特に好きなのが軽井沢高原教会のクリスマスのイベント。

今まで何度も参加していたけれど、この教会のあるホテル 軽井沢ブレストンコート に宿泊したことは一度もなかった。
デザイナーズコテージというお部屋に泊まりたいとずっと思っていたものの、毎年クリスマスの時期の週末は大人気。
今年も頻繁にwebsiteをチェックしていた所、金曜日に空きが出ているのを見つけた。
やっと泊まる事が出来た “大切なひとと向き合うための部屋” がコンセプトの真っ白なデザイナーズコテージについて、たくさんの写真とともに綴ろうと思う。

広い敷地内にデザイナーズコテージはたった9室だけ。
モダンでクールな印象の回廊が玄関口だった。


木製の大きなドアを開けると、天井の高い真っ白な壁に木の温かみが加わった素敵な空間。
光の入り方によって、室内の雰囲気も少し変わる。
一目で “好き” だと思った。


コンセプトにあるように、ここは自分や大切なひとと向き合うための空間。
テレビはなく、代わりにあるのは木製のレトロなボードゲームと、自然の中に包まれているような気分を味わえるCD、そしてフレンチプレスのコーヒーと、キャンドルで蒸す紅茶セット。




備え付けのコーヒーは軽井沢に本店を持つ、丸山珈琲のホテルブレストンコート オリジナルブレンド。
初めてフレンチプレスでコーヒーを淹れた所とても美味しくて、翌朝用に近くのハルニレテラスの丸山珈琲でコーヒー豆を追加購入した。
ガラスのティーポットが素敵な紅茶は、キャンドルで温めている時間さえも楽しかった。
我が家にも買いたくなるねなんて話しながら、穏やかな時間の流れに身を委ねた。




デザイナーズコテージで特徴的なものの一つが、ベッド。
部屋タイプにもよるけれど、私たちの部屋は壁の奥に潜り込むような形のベッドだった。
ちなみに入り口は狭いけれど、天井は高く寝心地も◎


もう一つ面白いつくりのものが、こちら。

ドアのない開放的なお風呂は、特に日本のホテルでは珍しいはず。
近くにトンボの湯という温泉施設があり、ブレストンコート宿泊者は何度でも無料で利用できるのでお部屋のお風呂は利用しなかったものの、存在感のあるお風呂が面白かった。
もちろんアメニティも揃っていて、ドライヤーやバスローブの用意も。
ちなみにお手洗いには扉があるのでご安心を。




ちなみに私たちが宿泊した時期は紅葉の終わり頃だったのだけれど、翌朝目が覚めると窓の外には雪景色が広がっていたのにも感動した。
四季折々の美しさがあるのだろうと感じ、新緑の季節にまた泊まりに来たいと思った瞬間。



先が見えずストレスの多い生活が続いているけれど、ここには穏やかな時間が流れていた。
情報やものがあふれている世の中から離れて “ホッ” としたい方におすすめの、ホテル ブレストンコート。
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〒389-0195 長野県北佐久郡軽井沢町長倉2144
Tel.: 0267-46-6200