星のや軽井沢 – “現代を休む日”を過ごした水波の部屋 –


初めて星のや軽井沢の存在を知ったのは、社会人になりたての頃だったと思う。

その美しさに泊まってみたいと思ったものの、私にとっては手の届かない存在だった。

それから時が経ち、”手の届かない存在” だった星のや軽井沢は私の中で “母を連れて行ってあげたい宿” に変わっていた。

母への感謝の気持ちを表すプレゼントは、いつも旅なのだ。


今回実際に母と星のや軽井沢に滞在して感じたのは、まさに「現代を休む日」というコンセプトがぴったりだということ。

コロナの影響で不安やストレスを感じる日々が続いていたけれど、ここでは本当の意味で日常から離れることができた。

穏やかな自然の中でスッと心が洗われる、大人のリラックス旅に最適の場所。


星のや軽井沢の魅力は「谷の集落」と呼ばれるこの空間はもちろん、スタッフの方々のホスピタリティや、”季節”を感じられる期間限定のイベントなど多岐に渡る。

また以前からtwitterでよく言っていることなのだけど、私は星野リゾートのフィロソフィーにとても共感している。

そういったリゾートとしての取り組みについてもシェアしながら、この記事では今回滞在した「水波の部屋」について紹介したいと思う。


星のや軽井沢の部屋は「水波の部屋」の他、「山路地の部屋」「庭路地の部屋」の3種類。

よりプライベート性が高く緑を存分に感じられる「山路地の部屋」や、戸建てで愛犬と泊まることができる部屋もある「庭路地の部屋」など、それぞれの魅力がある。

「水波の部屋」は、星のや軽井沢のシンボルでもある川に面した部屋。


ベッドは高さのないマットレスのもので、お布団のようで落ち着くタイプ。

向かいには仕事をするのに良さそうなテーブルと椅子もあったけれど、ここではやっぱり “日常” から離れて欲しい。


ベッドルームの隣には、ゆったりと寛げるスペースと水辺のテラスが広がっている。

聞こえるのは川を流れる水の音や、春を喜ぶ鳥たちの鳴き声。

ここで爽やかな風を感じながら自然の音に耳をかたむけていると、「私、毎日気を張っていたんだな」と気づくほどの “癒し” を感じた。

「谷のひととき」という午後の催しでいただけるドリンクやお菓子を、お部屋で味わいながらリラックスタイム。


ベッドルームを抜けて部屋の奥へと進むと、お手洗いに洗面所、そして広々としたお風呂がある。

お風呂からも川を眺めることができるのだけど、向かいの客室からの視線もあるので入浴時はブラインドを閉めた方が良さそうだ。

季節ごとにお風呂に入れる植物や果物も用意されているのも嬉しいポイント。

星のや軽井沢内にある温泉「メディテイションバス」や星野エリアにある「星野温泉 トンボの湯」とともに、客室の専用風呂も楽しんでおきたい一つ。

ちなみに星野リゾートでは環境負荷の軽減のための様々な取り組みを行っていて、シャンプーなどのホテルアメニティの個包装撤廃を目指している。

他にも星のや軽井沢では消費エネルギーの約7割を自然エネルギーによって自給しているなど、自然を守るということを口だけではなく実践している所が素晴らしいと様々な面で感じた。


最後に紹介したいのがアメニティ。

着心地の良い滞在着(作務衣)のほか足袋やパジャマなど衣類の用意も豊富だった。

また茶器やコーヒーメーカーにケトル、冷蔵庫ももちろんある。

星のやではペットボトルフリーを目指しており、冷蔵庫にはペットボトルではなくウォータージャグ入りのお水が用意されていた。

その他歯ブラシやドライヤーなどはもちろん、クレンジングや化粧水・乳液なども用意されており、手ぶらで来ても困らないほど。


星のや軽井沢はラグジュアリーなホテルだけど、つい肩に力が入ってしまうような緊張感は全くない。

初めての滞在でも、すぐにこの空間に溶け込むことができ居心地の良さを感じた。

どこですれ違っても素敵な笑顔で挨拶をしてくれたり、適度な距離感で話しかけてくれるスタッフの方々が作り上げる空気や、自然を大切にしながら作り上げられたこのホテルの空間全てがそうさせるのだと感じた。


基本的には2泊3日以上の滞在を勧めるというのにも納得。

“無理せず、ありのままの日々や自分を受け入れるだけで良いのだ” と気づかせてくれるような、それはそれは素敵な時間を過ごすことが出来た。

次はまた違う季節に連泊をしに来ようと心に決めて、星のや軽井沢を後にした。


*今回お仕事にて軽井沢を訪れ、星のや軽井沢の宿泊を体験しました。

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星のや軽井沢

〒389-0194 長野県軽井沢町星野
Tel:0570-073-066(星のや総合予約)

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