左岸(セーヌ川より南側)のホテルにいつか泊まってみたいと思っていた私。
ということで年末年始のパリ旅行で、初めて左岸にある Hotel Saint-Paul Rive Gauche に宿泊。
リュクサンブール公園からすぐ、サンジェルマンデプレのCafé de Floreやノートルダム大聖堂までも歩いて10分ちょっとの好立地のこのホテル。
何より気になっていたのは、トリップアドバイザーでのランキングが1800以上あるパリのホテルの中で30位という高評価の理由。
穏やかで丁寧なフロントの方が出迎えてくださり、お部屋へ。
パリらしい色使いやファブリックが可愛くて、まるで映画『アメリ』に出てきそうな雰囲気に胸が高鳴った。
17世紀からあるというパリらしい歴史ある建物に、31室のお部屋がある4つ星のプチホテル。
私達が宿泊したのはSUPERIOR DOUBLE ROOM。
パリではスーツケースを広げるスペースがないホテルも多くあるけれど、そんな心配は全くいらなかった。
クローゼットも大きく、枕元にあるコンセントも嬉しい仕様。
何より可愛かったのがこの壁紙。
Websiteを見て、色々な壁紙があると知っていたのだけれど
この薄いグレーピンクがBASEの花柄の壁紙は特に好みだったので、目にした瞬間とても嬉しくなった。
私がパリのホテル選びで最も重視するのが、バスタブ付だという事。
このホテルにはバスタブ付の部屋とそうでない部屋があるので
予めホームページから連絡し、バスタブ付の部屋をリクエストしておいた。
春夏でもバスタブで歩きまわった足腰の疲れを取るようにしているけれど、
特に寒い冬の時期はバスタブの存在はとても大きい。
毎晩お風呂で翌日の予定をたてたり、音楽を聞きながらのんびりしたり。
アメニティはmade in franceのロクシタン。
シャンプー、シャワージェル、石鹸だけでなく、ボディーローションが冬の乾燥するパリでは重宝した。
だまし絵みたいな本棚風の壁紙は、トイレのもの。
予約の時点では気づいていなかったのだけど、とても嬉しかったのがこの貸し出し用のスマホ。
スーペリアルーム以上の客室には1部屋に1台無料でついてくるものとのこと。
インターネット使い放題なので、持参したWi-fiの容量を気にせずにこちらのスマホを使うことができた。
1人部屋になる母には、私たちの部屋より少しだけ狭いCLASSIC DOUBLE ROOMを予約。
少し狭くなると言っても、スーツケースを広げてもまだまだ余裕があるゆったり感。
私達の部屋の目の前の部屋だったからか、壁紙は同じ。
ベッド横の赤いサイドテーブルが、やっぱりアメリを彷彿とさせた。
アメニティは同様にロクシタン。
南仏に行った際も感じたけれど、やっぱりフランスのホテルでフランスブランドのアメニティが出てくると
本場の品だ!と、なんだか嬉しくなってしまうから不思議。
そして、こちらにもしっかりバスタブ。
石畳の多いパリでは、自分が感じている以上に体が疲れていることもよくある。
お気に入りの入浴剤を日本からもって行くのも良いかもしれない。
帰る日にたまたまホテルのオーナーの方がいらっしゃっていて、大きなカメラを持っていた私に話しかけてくれた。
とても素敵なホテルだったのでブログでも紹介したいと言うと、他の部屋も見ていきませんかと言ってくださったので
どんな可愛い壁紙があるのかと気になっていた私は何部屋か覗かせてもらうことに。
私の宿泊した部屋とはまた違った可愛い壁紙のお部屋たちの紹介は、また今度。
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Hotel Saint-Paul Rive Gauche website / Booking.com
43 Rue Monsieur le Prince, 75006 Paris
最寄り駅: Odeon M4/10