パリには複数のRooftop Barがある。
普段あまりお酒を飲まないタイプだけど、いつかパリで夜景が綺麗なRooftop Barに行ってみたいとずっと思っていた。
今回のパリ旅行はワインが好きな2人と3人での女子旅だったのでぴったりだと思い、気になっていたSequoia Rooftop Barを訪れることに。
結果から言うと想像以上にエッフェル塔が近く、美しいパリの空や街を眺めることが出来て大満足だった。
Sequoia Rooftop Barは、2021年夏にオペラ・ガルニエから徒歩2分の好立地にオープンしたホテルKimpton St Hnore Parisの屋上にある。
冬期は営業しておらず、今年は4月にInstagramで営業開始したことを確認した。
事前に予約をせず訪れたところ7組もの先客が待っている状態で、翌日出直すことにした。
天気次第というところもあるが、できれば予約して向かうのがおすすめだ。
エレベーターで10階の屋上に上がると、すぐにエッフェル塔が見えて大興奮。
通された席はエッフェル塔側ではなかったけれど、オペラ・ガルニエやその奥にサクレクール寺院、またパリの街に沈みゆく太陽も見えるのでよしとした。
Sequoiaでは1人最低EUR40.00のミニマムチャージが設定されている。
受付の際も入場の際もスタッフに確認されるので、知らずにはいってしまうことはないだろう。
メニュー写真に記載の金額の通り、ドリンクだけの場合は1人2,3杯飲むことになる。
フィンガーフードもあるものの種類は少ないので、食事目的で来る場所ではなさそうだ。
21時55分ごろ、22時ちょうどのシャンパンフラッシュを見ようとエッフェル塔が見える側に行ってみることに。
ちょうどエレベーターを出てすぐの通路にスペースがあり、立ち止まっていても誰かの邪魔をせずにいられるためありがたかった。
ドキドキしながら22時を迎えたものの、いっこうにキラキラとしないエッフェル塔。
2日前は22時にシャンパンフラッシュをしていたのだけれど、彼女は気まぐれなので日によってスタートの時間が変わることは知っていた。
こうなったら23時のシャンパンフラッシュを見て帰ろうと決意し、写真を撮って席に戻った。
今回の旅を振り返ったり人生について話し合ったりしていると、あっという間に夜の空に変わり23時になろうとしていた。
再びエッフェル塔側のスペースで立って待っていたところ、スタッフの方が声をかけてくれ、近くの空いたテーブルに移れることに。
23時ちょうど、今度は無事にキラキラと輝くエッフェル塔を眺めながら、なぜか初めてパリを訪れた15歳のころを思い出していた。
あれから20年が経ち、取材で21回目のパリを訪れRooftop Barでシャンパンフラッシュを眺めることになるなんて想像もしていなかった。
受付のタイミング次第では待ち時間が長くなったり、ミニマムチャージがあったりと気を付ける点はあるものの、素晴らしいViewを見ればそんな些細なことは吹き飛んでしまうほど魅力的な場所だと感じたSequoia Rooftop Bar。
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27-29 Bd des Capucines, 75002 Paris (Kimpton St Honoreホテル内)
最寄り駅: Opéra M3,7,8
15:00 – 24:00 OFF:無