ホテルのアクティビティと聞いてどんなものを思い浮かべるだろう。
ヨガやスパ、ビーチアクティビティなどをイメージする人が多いかもしれない。
星のや沖縄には、他の施設には無いようなユニークなクティビティが多くある。
中でも私の一番のおすすめは【朝凪よんなー乗馬】。
乗馬をしながらビーチの美しさも堪能でき、最高に気持ちの良い時間を過ごすことができるのだ。
ハワイ旅行で初めて乗馬をして以来、私たち夫婦は海沿いでの乗馬が大好きになった。
美しい海を眺めながら馬の背中に揺られていると、想像以上に癒される。
日本でもそんな体験ができるなんてと、このアクティビティの存在を知ったときに胸が高鳴った。
毎日 8:00/8:30/9:00/9:30(各30分)、各回2名ずつなのでプライベート感も味わうことができる。
一人あたり6,050円というのは、とてもお手頃だと感じた。
私たちは朝食を食べた後、9:30の回に参加。
ご飯を食べている2頭の雌馬 グース&グッディ に挨拶をし、乗り方や曲がり方などのレクチャーを受けて出発。
彼女達はとてもお利口な上、スタッフの方がずっとついてくれるので、初めての乗馬でも全く問題ない。
グスクウォールを越えて客室の横を通過し、美しいビーチへ。
これまでより高い目線から眺める海は、よりキラキラと輝いているように感じた。
途中、草むらでご飯タイムを挟む。
美味しそうに食べる姿が可愛くて、体を撫でながら無意識に話しかけていた。
乗馬中カメラなどの荷物を持つことはできないけれど、スタッフの方にスマートフォンを渡して撮ってもらうことができる。
※今回は取材につき、通常アクティビティについてくださるスタッフの方とは別に、星のや沖縄のスタッフの方にカメラにて撮影して頂いています
家族旅行など大人数での旅行の場合は2人ずつ2組に分かれ、乗馬組と撮影組でチェンジするのも良さそうだ。
日によっては暑さが厳しい日もあるかもしれないけれど、この日は少し雲があったのでほとんど汗をかくことがなかった。
最後の回ということで乗馬を終えてから時間に余裕があったため、ありがとうの気持ちを込めてご飯をあげさせてもらい、グッディとグースとさよならをした。
滞在中毎日体験したいと思ったほど、海沿いでの乗馬には癒し効果があると思う。
星のや沖縄を訪れたら必ず体験してほしい、素敵な時間だった。
もうひとつ、私たちが熱中したのが【島の手習い 〜歌三線〜】。
琉球空手や琉球舞踊など、沖縄の伝統文化を学べるアクティビティがあり、その中から歌三線を体験した。
少しだけウクレレを習った経験があるけれど、三線は初めて。
海辺のひととき の際に訪れた道場にて、安冨祖流の師範に楽譜の読み方から教わった。
お値段、一人あたり4,840円。
初めて目にする譜面や指使いに最初は戸惑い、1時間で弾けるようになる気がしなかった。
けれど先生が弾く三線の音色や歌の美しさが本当に素敵で、気づけば夢中になって頭と指を働かせていた。
終わる頃にはなんとか夫婦二人だけで 阿波節 を奏でることができるように。
体験を終えた後、「東京でも三線を習える所あるのかな?」と実際に検索したほど、夫婦共にこの時間を楽しんでいた。
温かみがあって懐かしく、どこか切ないような音色の歌三線。
私が写真を通して表現したい空気感と似ている気がした。
私を含め、海外旅行が好きな人は国内旅行でも “海外らしい雰囲気” を求めがちだと思う。
でも今回の星のや沖縄での滞在で “日本の文化や自然の美しさ” を改めて感じることができ、その魅力をもっと知りたいと思うようになった。
そんな風に思うきっかけを与えてくれたのが、これらのアクティビティだ。
絶対に後悔しないと思うので、迷っている方はぜひ体験してほしい。
*今回ブライダル撮影のお仕事にて沖縄を訪れた際に、星のや沖縄の宿泊を体験しました。
星のや沖縄 取材記事一覧はこちら
– 部屋紹介 フゥシ & ハル
– 朝食 インルーム&ダイニング
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– 星野リゾート バンタカフェ
*コロナ禍の旅行では目的地/出発地の感染状況を鑑みて、特に旅前〜旅後の前後2週間、責任を持って行動するよう努めましょう。
– 参考:新しい旅のエチケット / コロナ禍での旅について
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